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フラッシュの特殊機能
「ライカ M エディション 60」のフラッシュ機能に対応しているフラッシ
ュユニットを使用すれば、フラッシュ撮影時の発光量が自動制御され
ます。この自動制御機能は、 絞り優先AEモ ード でもマニュアル露出モ
ードでも使用できます。
また、日中シンクロ時の発光量も、どちらの露出モードでも自動制御さ
れます。フラッシュ光と定常光のバランスをとるために、定常光の明る
さに応じて発光量を最大で1
2
/
3
EVまで自動的に減らします。フラッシュ
同調速度の
1
/
180
秒でも露出オーバーになるほど定常光が明るい場合、
ハイスピードシンクロ機能に対応していないフラッシュユニットを使っ
て、絞り優先AEモードでフラッシュ撮影しても、フラッシュは発光され
ません。ハイスピードシンクロ機能に対応していないフラッシュユニッ
トを使って、絞りAEモードでフラッシュ撮影しても、フラッシュ同調速度
の
1
/
180
秒でも露出オーバーになるほど定常光が明るい場合はフラッシ
ュが発光されません。その場合は、シャッタースピードが定常光に応じ
て自動設定され、ファインダーに表示されます。
フラッシュユニットには、カメラで設定したISO感度も送信されま
す。ISO感度とともにレンズで手動設定した絞り値が送信されると、フラ
ッシュユニットがそれらの値に応じて発光量を自動制御します。「ライ
カMエディション60」のフラッシュ機能に対応しているフラッシュユニッ
ト使用時でも、フラッシュユニット側でISO感度を変更することはでき
ません。
メモ
• スタジオ用ストロボは発光時間が長いことがあります。そのため、シ
ャッタースピードをフラッシュ同調速度の
1
/
180
秒より遅く設定するこ
とをおすすめします。
• 無線通信によるラジオスレーブを使用してワイヤレスフラッシュ撮
影する場合は、発光が遅れることがあるため、シャッタースピードを
フラッシュ同調速度の
1
/
180
秒より遅く設定することをおすすめしま
す 。
• 本ページ以降で説明するフラッシュの特殊機能は、「ライカ M エデ
ィション 60」のフラッシュ機能に対応しているフラッシュユニット以
外には設定・使用できません。
• フラッシュユニット(特に「ライカ M エディション 60」のフラッシュ機
能には対応していないフラッシュユニット)の使用方法やフラッシュ
機能については、各フラッシュユニットの取扱説明書をご覧ください。
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