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バルブ撮影
シャッタースピードダイヤルを「 B 」に すると、シャッターレリーズ ボ
タンを押し続けている間はシャッターが開いた状態になり、バルブ撮
影を行うことができます。露光時間は最大60秒です(ISO感度設定によ
り異なります)。
バルブ撮影時、露出計は機能しません。またビューファインダーには露
光経過時間が1秒単位で表示されます。
メモ
• 露光時間が長くなると、ノイズが目立つことがあります。
• 「ライカ M エディション 60」では、
1
/
30
秒より遅いシャッタースピード
で撮影したときは、ノイズを軽減するために、撮影直後に自動的に“
ブラックピクチャー”(シャッターを閉じて撮影)を再撮影します。この
ブラックピクチャーを元の画像に重ね、デジタル処理によって減算
を行い、元の画像に生じたノイズを除去します。
• このように“露光”を2度行うため、遅いシャッタースピードほど撮影
に時間がかかります。このノイズリダクション処理中は、カメラの電
源を切らないでください。
光量が測光範囲外の場合
マニュアル露出モード時に、周囲の光量が極端に少なく露出計の測光
範囲を下回る場合は、ファインダーで左の三角形のLED( )が点滅し
て警告します。また、周囲の光量が極端に多く露出計の測光範囲を上
回る場合は、右の三角形のLED( )が点滅します。絞り優先AEモードで
はシャッタースピードが表示されたままになっています。絞り優先AE
モード時は、どちらの場合もファインダーでシャッタースピードが表示
されますが、適正露出に必要なシャッタースピードが60秒より遅い場
合や
1
/
4000
秒より速い場合は、表示が点滅に変わります。同様にレンズ
を絞り込んだ場合でも同じ状態になることがあります。測光範囲を下
回る場合でも、シャッターレリーズボタンから指を離してから約30秒間
は露出計が作動し続けます。この間に構図を変えたり絞りを開いたり
して光の状況を改善すれば、露出を調整でき、点滅していたLEDは点
灯に変わります。
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