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フラッシュを使って撮 影する
フラッシュ撮影では、実際の撮影の前に一瞬だけ光を放つプリ発光を
行い、撮影に必要な発光量を測定します。その直後に、実際の撮影と
同時にメイン発光を行います。フィルターの使用や絞り値の変更など、
撮影に影響を与える諸条件は、すべて自動的に考慮されます。
対応フラッシュユニット
次のフラッシュユニットを「ライカ M エディション 60」に装着した場合
は、本書に記載されているフラッシュ機能(TTL調光など)をすべて使用
できます。
• SF 58(製品コード 14488):汎用性の高い高性能フラッシュユニット
です。最大でガイドナンバー58(105mm設定時)の大光量、使用レ
ンズの焦点距離に合わせて照射角が自動設定される(6ビットコー
ド付きMレンズ使用時、 145ページ)メイン発光部、サブ発光部、シ
ャッター速度の自動同期が1/180秒より速いハイスピードシンクロ
機能(163ページ)など、多彩な機能を搭載しています。
• SF 26 : 「ライカ M エディション 60」に合わせて設計された、コンパ
クトできわめて使いやすいフラッシュユニットです。簡単な操作が
特徴です。
• システムカメラアダプテーション(SCA)3000の条件を満たすフラッ
シュユニットとSCA-3502-M5アダプター
また、標準的な取り付け部を装備していて、中央接点(X接点)が+極
性であれば、中央接点で発光できるその他のフラッシュユニットも使
用できます。
フラッシュユニットを取り付ける
フラッシュユニットはホットシューに取り付けます。フラッシュユニット
を取り付ける前に次の操作を行ってください。
– ホットシュー/ 端子カバーを取り外す
– カメラとフラッシュユ ニットの電源を切る
フラッシュユニットを取り付けるときは、取り付け脚をホットシューの
奥まで確実に差し込み、ロックナットをしっかり締めて、フラッシュユニ
ットが外れてしまうことのないようにしてください。制御接点と信号接
点があるフラッシュユニットは、接点とホットシューの位置がずれてし
まうと、データや設定が正しく送受信されず、フラッシュ機能が正常に
使えなくなることがありますので、取り付けには 特に注意してくださ
い。
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